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おまとめローンの正しい活用法!こんな人は損をする!

time 2017/03/23

おまとめローンの正しい活用法!こんな人は損をする!

おまとめローンとは複数の債務を一つにまとめて、利息をお得にして返済を楽にする融資のことです。

カードローン・キャッシングでは、金額が低ければ適用される金利は高くなります。逆に金額が高くなれば金利は下がっていくというわけです。

そのため小さな融資をいくつもの業者から借りるよりも、一つの大きな債務にまとめた方が金利は下がり、毎月の利息を安く抑えることができます。

カードローンの金利の仕組みは↓のページで詳しく解説しているので、知りたい方はご覧ください。

カードローンの金利の仕組み・計算方法!

実際におまとめローンを利用することでどれだけお得になるのか、シミュレーションしてみましょう。

【3社の消費者金融から200万円借りているAさんの場合】

業者名 適用金利 借入額 利息
アイフル 15.0% 100万円 1万2329円
プロミス 18.0% 50万円 7397円
アコム 18.0% 50万円 7397円
合計 200万円 2万7123円

このようにおまとめローンを利用する以前のAさんは、利息だけで毎月2万7123円支払っていました。

それでは銀行のおまとめローンを利用することで、利息はどの程度安くなるのでしょうか。

業者名 適用金利 借入額 利息
三菱東京UFJ銀行「バンクイック」 10.0% 200万円 1万6429円

金利が年率10.0%の三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」でおまとめした結果、Aさんの利息は1万6429円まで安くなりました。

借り換え以前と比べると、毎月の利息を1万694円引き下げることに成功しました。

今回のシミュレーションのように、おまとめローンは上手に活用すれば利息を大幅に安く抑えることができます。

また返済先も一つに減るので、手間も省けるというのも地味にうれしいポイントです。

しかしおまとめローンの選び方に失敗してしまうと、逆に損をしてしまうこともあるので要注意です。

ここからはおまとめローンで損をするケースを説明していきます。

※本ページにはPRが含まれます。

おまとめローンで損をすることもある?

  • 元々低金利の金融機関からのおまとめ
  • 返済期間が長期化してしまう

おまとめローンの失敗でよくあるのがこの2つのケースです。

おまとめローン選びで悩んでいる方は、これから説明する注意点と、次に書かれているおまとめローンの正しい選び方をぜひ参考にしてください。

低金利の金融機関からのおまとめ

元々金利の低い金融機関から借り換えをして、金利が高くなってしまえば、当然利息も増えて損をすることになります。

例えば3つある借り入れ先のうち、1つだけ金利が低いという場合でも、計算してみるとおまとめ後の方が利息が高くなるというケースもあります。

そのため利用しようとしているおまとめローンよりも、1つでも金利の低い債務を抱えている方は、申し込む前に入念に計算しておきましょう。

また金利の低い金融機関からの債務はそのままにして、他の金利の高い債務だけを借り換えるというのもおすすめです。

返済先を一つに減らすことはできないですが、効率的に利息を安く抑えることができるでしょう。

返済期間が長期化してしまう

おまとめローンで毎月の返済額が減ったからといって、嬉しいことばかりではありません。

毎月の返済額が低すぎてしまうと、完済までの返済期間が長くなり、結果的に最終利息が高くなってしまうこともあるからです。

たとえば同じ金利(年率18.0%)で同じ金額(10万円)を借りたとしても、毎月の返済額が異なればトータルで支払う利息は大きく異なります。

【毎月5000円ずつ返済したケース】

回数 利息 元金(最終支払額)
1 1479円 9万6479円
2 1427円 9万2907円
3 1375円 8万9281円
4 1321円 8万5602円
省略
23 137円 4378円
24 65円 0円
合計 1万9443円 11万9443円

【毎月10000円ずつ返済したケース】

回数 利息 元金(最終支払額)
1 1479円 9万1479円
2 1353円 8万2833円
3 1225円 7万4058円
4 1096円 6万5154円
省略
10 275円 8892円
11 132円 0円
合計 9024円 10万9024円

このように毎月5000円ずつ返済した場合と、10000円ずつ支払った場合では、最終的に発生する利息は1万円以上の差がつくことが分かりました。

最終的に支払う利息を安く抑えたいのであれば、早めに完済することが何より大切です。

毎月の返済額が減ったからといって、最低返済額しか支払わないのではなく、余裕があるときは積極的に追加返済を行うようにしましょう。

おまとめローンの正しい選び方

ここからは先ほどの注意点を踏まえて、おまとめローンの正しい選び方を解説していきます。

現在の借り入れ先より金利の低い金融機関

確実に毎月の利息を安くしたい方は、今抱えているすべての債務よりも、金利の低い金融機関を選ぶようにしましょう。

ただし金融機関を金利で比較する際には、下限と上限だけを見るのではなく、実際に適用される金利をチェックすることが大切です。

カードローンやおまとめローンでは、下限と上限金利が同じでも、限度額ごとに適用される金利は異なります。

そのためあなたが借り換えに必要としている金額で、どれくらいの金利が適用されるのか調べて比べるようにしましょう。

毎月の返済額が低すぎない金融機関

おまとめローンは毎月の返済を楽にすることが大きな目的ですが、あまりにも毎月の返済額が低すぎる金融機関は注意が必要です。

返済額が低すぎる金融機関へ借り換える場合には、出来る範囲で追加返済をしていくこと大切になります。

おまとめローンを選ぶときには、あなたの現状の生活でいくら返済に充てることが出来るか計算して、大まかな返済計画も立てておきましょう。

そして想定しておいた返済計画を実現できる金融機関を利用することをおすすめします。

審査に通る見込みが高い

おまとめローンを選ぶ際には、自分でも審査に通ると自信のある金融機関を選ぶことが大切です。

金利の低い金融機関を選ぶことも大切ですが、金利の低い金融機関は審査基準が厳しい傾向にあります。

審査に通らなければ債務の一本化自体できなくなるので、不安な方は審査の甘いおまとめローンへ申し込んだ方がいいでしょう。

一度金融機関の審査に落ちてしまうと、信用情報に申し込み記録が残ってしまうため、他の金融機関へ申し込んでも警戒されてしまいます。

何かしら審査に落ちた原因があるのではないかと、怪しまれてしまうからです。

そのためおまとめローンに申し込む際には、確実に審査に通るということも大切なのです。

審査が不安なら消費者金融のおまとめローン!

審査に通るか不安という方は、消費者金融のおまとめローン専用商品を利用することもおすすめです。

通常の消費者金融のキャッシングは、総量規制の対象となっているので、他社借入含めて年収の1/3を超える融資は禁じられています。

しかしおまとめローン専用商品であれば、総量規制の例外として年収の1/3を超える貸付が認められています。

消費者金融のおまとめローン専用商品は、銀行と比べて金利は高いですが審査に通りやすいというメリットがあります。

審査に通る自信のない方は消費者金融のおまとめローンを利用するといいでしょう。

銀行カードローンを活用したおまとめがおすすめ!

金利を大きく下げたいのであれば、銀行カードローンを活用して債務を一本化することをおすすめします。

ここからは銀行カードローンがおまとめローンでおすすめの理由を解説していきます。

総量規制の対象外である

銀行カードローンは貸金業者ではないので、貸金業法の影響を受けません。そのため総量規制からも対象外となっています。

収入が少なくても返済能力が認められれば融資を受けることができるので、総量規制に引っ掛かるからと融資を諦めている方におすすめです。

限度額の高い銀行カードローンであれば、総量規制に関係なく最大1000万円まで融資可能です。

ある程度安定した収入があり、大口融資を必要としている方は銀行カードローンを利用するといいでしょう。

消費者金融よりも低金利

消費者金融と比べて、銀行カードローンは2~3%程度金利は安くなっています。

消費者金融では銀行から融資を受けて貸付を行うので、その分金利は高くなります。銀行カードローンであれば自社の資金で貸付できるようになるので、金利は安く抑えられるのです。

おまとめローンでは金利の低い金融機関を利用することが最も大切です。

審査に通る自信のある方は銀行カードローンを利用することをおすすめします。

返済中の追加融資が可能

銀行カードローンは返済中であっても、限度額内であれば追加融資を受けることができます。

おまとめローン専用商品であれば、融資は他社債務の借り換え目的しか認められていないため、返済中に追加融資を受けることはできません。

しかし銀行カードローンであれば、あらゆる用途で利用することが認められているので、借り換え以外にも生活費として利用することも可能です。

高額のおまとめローンの場合、返済期間はどうしても長くなります。返済期間の途中で融資が必要になる機会もあるでしょう。

そんなとき銀行カードローンであれば、すぐに融資を受けることができるので便利です。

当サイトがおすすめするおまとめローン

ここからは当サイトがおまとめローンにおすすめする金融機関を紹介していきます。

金利・審査・おすすめポイントなど、様々な違いがあるので、あなたの要望に適した金融機関を選ぶようにしましょう。

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」

金利 1.8%~14.6%
限度額 500万円
申込条件
  • 年齢が満20歳以上65歳未満の方
  • 国内に居住する方
  • アコム株式会社から保証を受けられる方
  • 原則的に安定した収入のある方
必要書類
  • 身分証明書
  • 収入証明書(限度額200万円超から)
申し込み方法
  • ネット申し込み
  • テレビ窓口
担保・保証人 不要
遅延損害金
返済日 毎月指定日/35日ごと
返済方法
  • 口座振替
  • ATM
  • 銀行振込
総量規制 対象外

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、全国にテレビ窓口が設置されており、申し込みから最短40分程度で即日融資を受けることができます。限度額500万円で下限金利1.8%は銀行カードローンの中でも格安なので、まとまった金額の融資が必要な方におすすめです。

プロミス「貸金業法に基づくおまとめローン」

金利 6.3%~17.8%
限度額 300万円
申込条件
  • 年齢が満20歳以上65歳未満の方
  • 本人に安定した収入のある方
必要書類
  • 身分証明書
  • 収入証明書
申し込み方法
  • 店頭窓口
  • 自動契約機
担保・保証人 不要
遅延損害金
返済日 5日・15日・25日・末日
返済方法
  • 口座振替
  • ATM
総量規制 例外

プロミスのおまとめローンは銀行よりも審査に通りやすく、消費者金融のおまとめローンの中では金利が低いのが特徴です。自動契約機で契約手続きを行えば即日融資を受けることもできるので、急いでおまとめローンを利用したい方にもおすすめ。総量規制の例外が認められているので、年収に関わらず融資を受けることができます。

オリックス銀行カードローン

金利 1.8%~14.6%
限度額 800万円
申込条件
  • 年齢が満20歳以上69歳未満の方
  • 保証会社から保証を受けられる方
  • 原則的に安定した収入のある方
必要書類
  • 身分証明書
  • 収入証明書(限度額300万円超から)
申し込み方法
  • ネット申し込み
担保・保証人 不要
遅延損害金
返済日 毎月10日・末日
返済方法
  • 口座振替
  • ATM
  • 銀行振込
総量規制 対象外

オリックス銀行カードローンは最大800万円まで借り換え可能。銀行カードローンの中では金利は高めですが、審査基準が甘いというのがおすすめポイントです。他社からの借り換えも積極的に対応しているので、おまとめローンとしても有能です。午前中に申し込みを済ませれば、当日中の審査回答も可能です。

おまとめローンに関するよくある質問

最後におまとめローンに関するよくある質問を紹介していきます。ここまで読んでまだおまとめローンについて分からないことがある方は、お気軽に当サイト「カードローンペディア」までお問い合わせください。

アルバイトやパートでも利用できますか?

アルバイトやパートの方でも、毎月給与を貰っているのであれば審査には通ります。

基本的に消費者金融でも銀行でも、雇用形態で申し込みを制限する金融機関は少ないので、申し込みできないということはありません。

しかし当然年収が低ければ、その分審査に通るのは難しくなり、融資額も少なくなってしまいます。

もしアルバイトやパートの方で、現在の収入では借金が返済できない状況に追い込まれている方は、債務整理など別の解決法を探しもいいかもしれません。

専業主婦でも夫に内緒で利用できますか?

専業主婦の方でも銀行カードローンであれば、夫に内緒で融資を受けることが可能です。

消費者金融では収入のない専業主婦の方は、配偶者の同意書や収入証明書の提出が求められるので、夫に内緒で融資…というのは少し難しいです。

しかし銀行カードローンの中には、配偶者に安定した収入があれば、本人の身分証明書だけで融資を受けられるところもあります。

夫に内緒で作った借金の返済が苦しくなってきたという方は、銀行カードローンでおまとめしてみるといいでしょう。

債務整理とはどこが違うんですか?

おまとめローンとは他社借り入れを返済するための融資ですが、債務整理は利息や債務の軽減を行う法的手続きです。

おまとめローンでは利息が安くなるだけで借りた分のお金と利息は支払わなくてはいけません。

債務整理であれば今後発生する利息をカットしたり、債務自体を軽減したりします。収入がなくなって返済できなくなった方などは債務整理をしなければなりません。

しかし債務整理を行うと信用情報に記録が残ってしまい、今後数年間は金融機関の審査には通らなくなってしまいます。

また個人再生や自己破産などでは、官報に住所や氏名が公表されるので、周囲に借金がばれてしまうリスクもあります。

債務整理は借金が返済できなくなった際の最後の手段で、簡単に使うべきものではないと覚えておきましょう。

申し込みに必要な書類はありますか?

おまとめローンに申し込む際には、基本的に下記の書類提出が求められます。

  • 身分証明書(運転免許証・健康保険証・個人番号カードなど)
  • 収入証明書(給与明細・源泉徴収票・課税証明書)
  • 他社借り入れ証明書(利用明細書・契約書)

金融機関によって必要書類は異なるので、申し込む前に確認しておきましょう。

一般的に消費者金融のおまとめローン専用商品であれば、他社からの借り入れがあるか確認するために、他社借り入れを証明する書類の提出が求められます。

銀行カードローンであれば必要なのは身分証明書と収入証明書で、一定の限度額までは身分証明書だけで申し込むことができます。

担保や保証人は必要ありませんか?

消費者金融や銀行カードローンであれば、無担保でおまとめローンを利用することができます。

そのため担保や保証人を用意しておく必要はありません。

しかし無担保の融資では信用審査が必要となるので、信用情報に問題がある方や、信用実績に問題がある方は審査に通ることができなくなります。

過去に金融機関とトラブルを起こして、審査に通る自信がない方は担保つきのおまとめローンを利用するといいでしょう。

まとめ

おまとめローンは正しく活用することができれば、利息を大幅に下げることができ、返済先を一つにまとめることが出来るので非常に返済が楽になります。

しかし借り換え先を選び間違えてしまうと損をすることもあるので要注意です。

現在借金の返済に苦しんでいて、おまとめローンを利用しようと考えている方は、この記事を参考にして自分にあった金融機関を利用するようにしましょう。

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