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カードローンの金利の仕組みと計算方法!低金利のおすすめカードローン

time 2017/03/01

カードローンの金利の仕組みと計算方法!低金利のおすすめカードローン

カードローンを選ぶ際には、金利を気にする方も多いとは思います。

お金を借りる際には、なるべき金利の低い金融機関を利用した方が、毎月の利息も安くなってお得です。

しかし正確な利息を計算する方法を知らないという方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、金利から利息を計算する方法や、カードローンを利用する前に知っておくべき金利の基礎知識を紹介していきます。

金利の基礎知識を身に着けておけば、カードローン以外でも融資を受ける際に役立つので、ぜひ参考にしてみてください。

※本ページにはPRが含まれます。

カードローンの金利とは?

カードローンの金利とは、返済の際に支払う利息を定めた利率のことです。

元金(もともと借りたお金)に金利をかけることで、利息を計算することができます。

またカードローンの場合、金利は1年間で発生する実質年率で表記されているため、毎月の利息を計算するときには以下の計算式になります。

元金×金利(実質年率)÷365日×1カ月分の日数=利息

まず元金に金利をかけて1年間で発生する利息を計算し、365日で割ることで1日で発生する利息を計算します。(※うるう年のときは366日)その後1カ月分の利息を計算したいのであれば、1カ月分の日数を掛けることで利息を計算することができます。

たとえば50万円を金利18%で借りた場合、1カ月目に発生する利息以下の通りです。

50万円×18%÷365日×30日=7,397円

毎月7,397円の利息が発生するようになり、最低でも利息分は返済していかなければ、どんどん借金が膨らんでいくことになります。

元金が増えれば利息も大きくなるので、借りすぎには注意しなければなりません。

日歩・月利・年利の違いに注意!

  • 日歩…1日で発生する利息を表した利率
  • 月利…1カ月で発生する利息を表した利率
  • 年利…1年で発生する利息を表した利率

金利には日歩・月利・年利と3つの表示方法があります。

一見同じ金利に見えても、表示方法によって発生する利息は大きく変わるので注意が必要です。

たとえば同じ18%の金利でも、年利であれば1年間で元金の18%しか利息は発生しません。しかし月利であれば、1年間で728%もの利息が発生することになってしまうのです。

銀行や消費者金融などの金融機関では、金利を表示する際に、年利(実質年率)で表示するように義務付けられています。

そのためカードローンを選ぶ際に、金利の表示方法を過度に心配する必要はありません。

しかし闇金などの違法な業者では、金利を年率で表示していない会社もあるので、騙されないようにしましょう。

金利を簡単に計算するなら返済シミュレーションがおすすめ!

カードローンの金利を簡単に計算したいのであれば、各金融機関の返済シミュレーションを活用するようにしましょう。

プロミス・アイフル・アコムなどの公式サイトでは、無料で使える返済シミュレーションツールが公開されています。

融資の条件を入力するだけで、利息や返済回数をすぐに計算できるので、返済計画を立てる時にも役立ちます。

自分でいちいち計算するのが面倒という方は、返済シミュレーションを活用してみてください。

カードローンの一般的な金利の相場は?

続いて主なカードローンの金利の相場を紹介します。

銀行カードローンの金利相場

業者名 金利 50万円借りた場合の1カ月の利息
三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」 1.8%~14.6% 6,000円
みずほ銀行カードローン「エグゼクティブプラン」 3.0%~7.0% 2,876円
みずほ銀行カードローン「コンフォートプラン」 3.5%~14.0% 5,753円
新生銀行カードローン「レイク」 4.5%~18.0% 7,397円※初月は無利息
オリックス銀行カードローン 1.9%~17.8% 7.315円
住信SBIネット銀行「ミスターカードローン」プレミアコース 1.59%~7.99% 3,283円
住信SBIネット銀行「ミスターカードローン」スタンダードコース 8.99%~14.79% 6,078円

消費者金融の金利相場

業者名 金利 50万円借りた場合の1カ月の利息
プロミス 1.8%~17.8% 7.315円※初月は無利息
アコム 3.0%~18.0% 7,397円※初月は無利息
アイフル 4.5%~18.0% 7,397円※初月は無利息
モビット 4.5%~18.0% 7,397円
ノーローン 4.7%~18.0% 7,397円※1週間無利息
フタバ 14.959%~17.950% 7,376円※初月は無利息

銀行カードローンの金利が低い理由

金利の相場をみると、銀行カードローンの方が消費者金融よりも低いところが多いことが分かります。

銀行カードローンでは融資で必要な資金を自社で用意することが出来ますが、消費者金融は銀行から融資を受けて用意するしかありません。

そのため消費者金融には、銀行に支払う利息が含まれており、金利が高くなってしまうのです。

しかし消費者金融は審査が通りやすく、サービスが充実しているといったメリットもあります。

金利を取るか、審査の通りやすさやサービスを取るか。

銀行カードローンか消費者金融、どちらを利用するか悩んでいる方は、実際に借りた際の利息などを計算して、天秤にかけて考えるようにしましょう。

短期キャッシングなら無利息期間のある消費者金融がおすすめ

短期のキャッシングであれば、無利息期間のある消費者金融を利用した方が、断然利息が安くなるのでおすすめです。

無利息期間とは一定期間利息が発生しないサービスのことで、大手消費者金融であれば殆ど取り入れているサービスです。

無利息期間中に完済すれば利息を支払わずに済むので、短期で返済できる人には無利息期間のある消費者金融がおすすめです。

プロミス 初めての借入日から30日間無利息、会員ポイントと交換で無利息サービス
アイフル 契約日から30日間無利息
アコム 契約日から30日間無利息※35日ごと返済を選んだ場合
ノーローン 初めての借入日から1週間無利息、完済するたびに適用
フタバ 契約日から30日間無利息

限度額に応じて金利も変動する

カードローンの金利は限度額に応じて変動するのも特徴です。

一般的に限度額が高くなれば金利は低くなり、限度額が低ければ金利は高くなります。

貸付限度額によって法定金利が定められており、10万円未満の場合は年率20%、10万円~100万円未満の場合は年率18%、100万円を超える場合には年率15%と設定されています。

また融資額が高くなれば金利が低くても利益を得ることが出来ますが、融資額が低ければ金利を高くしなければ利益を得ることができません。

そのため限度額が低ければ適用される金利も高くなってしまうのです。

金利をなるべく低く抑えたい方は、希望限度額を高めにしていくことをおすすめします。

カードローンの金利を引き下げるには?

ここからはカードローンの金利を引き下げるコツを紹介していきます。

カードローンは条件さえ満たしておけば、簡単な手続きで金利を低くすることができ、毎月の利息を安く抑えることができます。

返済が苦しくなってきたと感じる方は、金利の引き下げを検討してみましょう。

金利を引き下げるなら限度額の増額がおすすめ

現在カードローンを利用していて、金利を引き下げたいと考えている方には限度額の増額がおすすめです。

ほとんどのカードローンでは、借り入れや返済を重ねて返済実績を積むことで、限度額を増額させることができます。

限度額を増額することで、適用される金利を低くすることがでるので、金利の引き下げを考えている方は限度額を増額するといいでしょう。

ただし限度額を増額する際には、最初の申し込み時と同様に、増額審査を受けなければなりません。

利用期間中に返済の延滞をしてしまった方や、他社から借金をしてしまった方は、増額審査に落ちる可能性もあるのでご注意ください。

低金利のカードローンへの借り換え

金利の高いカードローンに申し込んでしまったと後悔している方は、金利の低いカードローンへの借り換えもおすすめです。

現在抱えている借金の同額を低金利のカードローンから借り、借りたお金で一括返済することで、借り入れ先の借り換えが簡単にできます。

消費者金融には総量規制があるため、他社からの借入額を含めて、年収の1/3を超える融資を受けることはできません。そのためすでに借金を抱えている方は、新たに融資を受けるのは難しいです。

しかし銀行カードローンは総量規制の対象外なので、他社からの借り入れに関係なく、返済能力が認められれば融資を受けることができます。

そのため借り換えを考えている方は、金利の低い銀行カードローンを検討してみるといいでしょう。

金利の低いカードローンは審査が厳しい?

カードローンを選ぶ際には、できれば金利が低い方がいいのは当然です。

しかし低金利のカードローンは、基本的に審査が厳しいと言われています。

金利の低いカードローンでは、顧客一人から得られる利益も少なくなります。

返済不能に陥り踏み倒しをする人が多くなれば、損をすることになってしまいます。

そのため審査を厳しくして、優良な顧客にしか貸し付けを行わないようにしなければなりません。

逆に金利の高いカードローンでは、顧客一人から得られる利益が多くなります。そのため多少返済できなくなる顧客ができたとしても、積極的に融資を行った方がお得なのです。

また優良な顧客は金利の低いカードローンを利用するため、信用度の低い顧客でも貸付を行うしかないという理由もあります。

このようにカードローンでは、金利と審査は大きく関係しているので、審査が不安な方はあえて金利の高いカードローンを選ぶのもありです。

金利の低いおすすめカードローン

最後に当サイトでおすすめする、金利の低いカードローンを紹介していきます。

長期的な返済を考えている方は、低金利の銀行カードローン。

早期に完済できるのであれば、消費者金融のカードローンがおすすめです。

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、限度額500万円で上限金利が1.8%と非常に低いのが特徴です。

上限金利は14.6%と銀行カードローンの中では若干高いですが、数百万円単位での借入を考えている方にはおすすめです。

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」の、限度額ごとの金利は以下の通りです。

10万円以下 2,000円
10万円~20万円 4,000円
20万円~30万円 6,000円
30万円~40万円 8,000円
40万円~50万円 10,000円
以降、借り入れ残高10万円ごとに2,000円ずつ追加

住信SBIネット銀行「ミスターカードローン」プレミアコース

住信SBIネット銀行「ミスターカードローン」では、プレミアコースとスタンダードコースの2つの金利プランが用意されています。

審査の評価が高ければプレミアコースが適用され、年率1.59%~7.99%とかなりの低金利で融資を受けることができます。

他社からの借り換えやおまとめローンなど、あらゆる用途におすすめの銀行カードローンです。

プレミアコースでの限度額ごとの金利は以下の通りです。

2,000円以下 借入残高全額
2,000円~10万円 2,000円
10万円~20万円 4,000円
20万円~40万円 6,000円
40万円~60万円 8,000円
60万円~80万円 11,000円
80万円~100万円 15,000円
100万円~150万円 20,000円
150万円~300万円 25,000円
300万円~400万円 30,000円
400万円~500万円 40,000円
500万円~600万円 50,000円
600万円~700万円 60,000円
700万円~800万円 70,000円
800万円~900万円 75,000円
900万円超 80,000円

プロミス

プロミスの金利は年率4.5%~17.8%と、銀行カードローンと比べれば高いですが、無利息期間があるので利息はかなりお得になります。

初めてプロミスを利用する方は、初めての借り入れから30日間無利息となり、早く完済すれば利息をタダで済ませることができます。

また会員ポイントを貯めることで、再度無利息期間サービスを利用することができるので、長期的に利用しようと考えている方にもおすすめです。

プロミスの限度額ごとの返済額は以下の通りです。

30万円以下 借入後残高×3.61%(1,000円未満切り上げ)
30万円~100万円 借入後残高×2.53%(1,000円未満切り上げ)
100万円超 借入後残高×1.99%(1,000円未満切り上げ)

まとめ

カードローンを選ぶ際には金利を見るのは非常に大切です。

利息と直接的に関わってくるので、なるべく金利の低いカードローンを選ぶようにしなければなりません。

しかし金利の低いカードローンは審査も厳しくなるので、審査に不安がある方には要注意です。

確実に審査に通りたいのであれば、金利の高いカードローンに申し込むという選択肢もあるでしょう。

大切なことは金利の低さや審査の通りやすさなど、様々な項目で比較をして、あなたの要望に適したカードローンを選ぶことです。

金利の低さを一番重要視するという方は、この記事でも紹介した低金利のカードローンを使ってみるといいでしょう。

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